【一般墓、樹木葬、納骨堂、合祀墓】4種類のお墓をわかりやすく解説 | 綾川樹木葬

【一般墓、樹木葬、納骨堂、合祀墓】4種類のお墓をわかりやすく解説 【一般墓、樹木葬、納骨堂、合祀墓】4種類のお墓をわかりやすく解説

この記事では、お墓の種類について代表的な4つに分けてご説明します。長年、日本では石のお墓が主流でした。お墓と聞くと、縦長の石を何段か積んだ形を想像する方は多くいらっしゃいます。お墓の種類についても、墓石のデザインの違いと考えている方も少なくありません。 しかし、近年ではお墓の種類も増え「お墓=石」ではなくなりました。お墓の購入を検討する際も「まずお墓の種類を選んでから」というケースが多いようです。

4つの代表的なお墓の種類 ohaka-type

お墓の種類はその形態によって、一般墓、樹木葬、納骨堂、合祀墓の4つに大きく分類できます。 一般墓と合祀墓に比べて樹木葬、納骨堂は新しく、現在お墓に求められているニーズに合わせて、さまざまなタイプのものが登場しています。中でも樹木葬は近年特に話題となっていて、求める人も増えています。

一般墓とは?

一般墓というのは、石で造られた石塔のお墓のことです。 芝台、中台、上台と、何段かの石の上に、家名などを彫刻した縦に長い竿石を積み上げて建てるお墓です。「お墓」と聞いて多くの方々が思い浮かべる形がこのお墓ではないでしょうか? 少し前までは「お墓」といえば、こうした石のお墓で、その中でも、和型、洋型、五輪塔、デザイン墓というように、その形やデザインなどによって、いくつかの種類に分類されていました。 しかし、近年、納骨堂や樹木葬など、お墓そのものの種類が増えるに従って、ほかと区別するため、こうした昔ながらの石で造られたお墓を「一般墓」と呼ぶようになりました。 歴史的に見ると、一般の人が石塔で自分のお墓を建てるようになったのは江戸時代のことです。檀家制度(寺檀制度、寺請制度)が確立する中で、次第に庶民もお墓を建てるようになりました。 この当時は、まだ個人のお墓が主流でした。「〇〇家の墓」というように、家のお墓が建てられ、代々継承されるようになったのは、明治時代以降といわれています。

樹木葬とは?

樹木葬は、墓石を使わずに樹木の根元などに遺骨を埋めるお墓です。遺骨を海や山など、自然に還す自然葬のひとつです。 環境に優しい、墓石の建立費など高額な費用がかからない、基本的には永代供養で跡継ぎは不要(条件等、契約内容は各霊園によっても異なりますので確認が必要です)といった特長があります。 樹木葬墓地の歴史はまだ新しく、1999年に岩手県一関市の寺院で、自然環境の保全と再生を目的に、里山をそのまま墓地として利用したのが始まりと言われています。その後、この樹木葬墓地は全国に広がりました。 シンボルツリーの周りに遺骨を埋葬する、墓石の代わりに樹木を植える、植栽を飾った自然豊かな区画に遺骨を埋め石のプレートを墓標とするなど、霊園によってさまざまなタイプの樹木葬があります。

納骨堂とは?

納骨堂とは、遺骨を納める施設です。お寺の境内の一角に建てられた屋外タイプのものもありますが、最近は管理の行き届いた屋内に設置されることが多いようです。 納骨堂の中にも、いくつか種類があり、ロッカー式のもの、仏壇型のもの、位牌型のものなど、棚のデザインや参拝方法はそれぞれの納骨堂によっても異なります。さらに、入口で専用のカードをかざすと機械が自動的に参拝ブースに遺骨を運んでくる、自動搬送式納骨堂もあります。 納骨堂というと、もともとは寺院などで、遺族がお墓を建てるまで遺骨を一時的に預かるためのものでした。そのため、納骨堂はお墓ではないと考える方もいらっしゃるかもしれません。 しかし時代とともに、承継者のいない家庭が増え、お墓に対する意識が変化する中で、遺骨を長期間にわたって収蔵する、お墓と同じような役割の納骨堂が増えてきました。

合祀墓とは?

合祀墓は、ひとつの墓所に複数の人の遺骨を合同で埋葬するお墓です。合葬墓、永代供養墓といわれることもあります。 費用が安い、基本的に永代供養となっているため管理が不要といった特徴がある反面、他人の遺骨と一緒のお墓に入ることに抵抗を感じる方も少なくありません。永代供養墓によっては、他の人の遺骨と混ざらないように、骨壺から出した遺骨を布の袋などに入れて埋葬するケースもあります。

永久供養 forever-memorial

永代供養とは、寺院など、霊園の経営者・管理者などが遺族やその子孫に代り、永代にわたって故人を供養し、遺骨を管理することです。お墓の形態ではなく、契約によるサービスと考えると分かりやすいかもしれません。 現在、お一人様や、お子様のいらっしゃらないご夫婦、またお子様がいらしても「子供に面倒はかけたくないから、お墓を継がせたくない」といった方は大勢います。そうした方々が安心してお墓を求められるよう、一般墓、納骨堂、樹木葬、合祀墓と、お墓の形態に関わらず永代供養を依頼できる霊園も増えています。

まとめ summarize

今回はお墓の種類についてご説明しました。しかし、同じ種類のお墓であっても、墓地や霊園ごとにデザインなどはまるで異なります。特に、樹木葬や納骨堂など、新しいタイプのお墓についてはさらに細かく、いろいろなタイプのものが豊富にあります。 お墓の購入を検討する際には実際に霊園に足を運び、そのお墓がご希望のイメージに合うかどうか、ご自身の目で確かめて見ると良いでしょう。また、永代供養が頼めるかどうかなど、契約内容やかかる費用などについても、事前に確認しておくことをおすすめします。

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