樹木葬とは?樹木葬のメリットとデメリット | 綾川樹木葬

樹木葬とは?樹木葬のメリットとデメリット 樹木葬とは?樹木葬のメリットとデメリット

樹木葬とは、墓石の代わりに樹木を墓標としたお墓です。20数年前に登場した新しいお墓のかたちですが、近年では、樹木葬を選ぶ人の割合は一般のお墓を選ぶ人より多いとも言われています。 そんな樹木葬には、ほかのお墓と比べていくつものメリットがあります。ここでは、樹木葬のメリットと、さらに注意しておきたいデメリットについてご説明します。

樹木葬の主なメリット merit

一般的に樹木葬には、自然環境に優しい、通常のお墓と比べて費用がかからない、跡継ぎの心配がないといった特徴があります。主な樹木葬のメリットをまとめると次のような点があげられます。

※それぞれの霊園によって条件などは異なります。樹木葬に興味のある方は必ず事前に確認しましょう。

自然に近い環境で眠ることができる

樹木葬の最大の特徴は、石の墓標の代わりに植物を用いている点と言えるでしょう。 樹木葬によっては里山をそのまま利用して、自然の中で眠るものもありますし、また都市型の樹木葬であればシンボルツリーの周りに埋葬するものや、色とりどりの花で彩られた樹木葬もあります。 いずれにしても一般のお墓や納骨堂と比べ、自然により近い環境の下で眠ることができます。

一般墓や納骨堂と比べ、費用がかからない

樹木葬は墓石を建てることはないので、一般のお墓と比較して、石の代金や加工費、建立費がかかりません。その分、費用も抑えることができます。 また、納骨堂と比較しても、建物の維持管理やメンテナンスがないため、管理費なども低めに抑えられているケースが多いようです。

承継者の問題がなく、ひとりで入ることもできる

樹木葬の多くは、お墓を継ぐ人がいない方でも購入が可能です。将来は樹木葬の管理運営者が遺族に代わって永代供養をしてくれるところがほとんどです。 そのため、おひとり様や子供のいないご夫婦、または子供はいても、お墓の維持管理などの負担をかけたくないという理由で樹木葬を選ぶ人も大勢います。 もちろん家族で利用することも可能です。おひとり様用、ご夫婦用、ご家族用といくつかの種類が分かれており、それぞれ料金が異なるという樹木葬もありますので、確認しましょう。

宗旨宗派を問わないことが多い

樹木葬では、檀家になる必要がなく、信仰する宗旨宗派を問わずに利用できるところが多いです。 ただし、檀家にはならなくても、お墓での供養はその樹木葬の経営主体である寺院が執り行うことが一般的です。永代供養を依頼した場合も、そのお寺のやり方で供養をします。 案内に「宗教不問」とあっても、樹木葬によってその意味するところは異なります。申し込む前にチェックしておきたいポイントです。

樹木葬の主なデメリット demerit

数々のメリットがある樹木葬ですが、もちろん注意すべき点もあります。ここでは樹木葬のデメリットについて、主だったものを説明します。

種類が多すぎる

樹木葬にはさまざまな種類があります。 例えば、シンボルツリーといってその樹木葬の象徴となる大きな樹木の周りに遺骨を埋葬する樹木葬、遺骨を埋葬した場所に植物を植える樹木葬、区画全体に植栽を施し、墓標として石のプレートを設置する樹木葬など、一口に樹木葬といっても、そのタイプは全く異なります。 さらに、霊園によってもそのコンセプトやデザイン、サービスの内容もまったく異なるため、わかりにくいという方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、視点を換えれば、樹木葬にはそれだけ選択肢が多いということです。しっかりと探すことで、ご希望にあった樹木葬に出会えるでしょう。そのためにも、樹木葬を探す際にはなるべく現地に赴いて、ご自身の目で確認することをおすすめします。

季節によっては寂しく見える

樹木葬は生きている植物が墓標となりますので、季節によっては花が咲かず、葉も落ちている時期もあります。こんな時に訪れると、少し寂しいと感じることもあるかもしれません。 しかし、植物が四季によってその様子を変えるのは、ある意味自然の摂理です。最後は自然に還りたいと希望する方にとっては、メリットとも言えるでしょう。

後から遺骨を取り出せない樹木葬もある

遺骨を土に還すため、骨壺から出して埋葬する樹木葬もたくさんあります。自然に還すという点ではメリットですが、万一、後から遺骨を取り出す必要が生じても対応できないケースが多いでしょう。 骨壺など専用の容器に入れて埋葬する樹木葬もありますので、選ぶ際には事前に確認しましょう。

墓前での供養ができないこともある

樹木葬によっては、墓碑などの目印となるものがないものもあります。故人の遺骨を埋葬した場所がはっきりと特定できず、墓前での供養などが難しいこともあるため注意が必要です。 また、自然の景観を守る、火災を防ぐといった理由で、お線香やろうそくなど火の使用を禁止しているケースもあります。

交通が不便な場所にあることもある

自然豊かな場所にある樹木葬では、公共の交通機関で行くことが難しいこともあります。 日頃からお墓参りをしたい方は、自宅の近くなどアクセスの良いところで選ぶと良いでしょう。

まとめ summarize

樹木葬のメリット、デメリットについてご説明しました。しかし、デメリットの多くは、事前に確認することで回避できるものがほとんどです。 樹木葬を選ぶ際にはその場に足を運んで現場を見るだけでなく、サービスの内容についてもきちんと説明を受けて理解しておくことが大切です。

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