樹木葬のお墓参り。種類別にみるマナーや注意点 | 綾川樹木葬

樹木葬のお墓参り。種類別にみるマナーや注意点 樹木葬のお墓参り。種類別にみるマナーや注意点

樹木葬のお墓参りには、普通のお墓参りとは少し異なる点もあります。今回は樹木葬の種類ごとに、お墓参りのマナーや気を付けたいことについてご説明します。

種類によって異なる樹木葬のお参りの仕方 Different types of tree burial services

樹木葬にはさまざまなタイプがありますが、大きく分けて里山型、公園型、そして庭園型と3つの種類があります。

種類ごとの樹木葬の特徴

里山型:自然豊かな山林に遺骨を埋葬する樹木葬
公園型:霊園や寺院の境内墓地の中にある樹木葬
庭園型:植栽の美しさ、全体のデザインにこだわった樹木葬

それぞれお墓参りの仕方は異なりますが、中でも里山型の樹木葬は通常のお墓とは大きく異なるので注意が必要です。

里山型の樹木葬のお墓参り Satoyama Arboriculture

里山型の樹木葬のお墓参りポイントは、「豊かな自然を守る」ということと「自分の身を守る」の2つです。

里山型樹木葬の豊かな自然を守るために気を付けたいこと

● ゴミは捨てずに持ち帰る
● 山火事の危険もあるため、お線香やろうそくなど火の使用はNG
● 生花は花立を使用せず、そのまま地面に置く
● 動物が荒らす恐れがあるため、お供え物は必ず持ち帰る
● 周辺の花を摘んだり草木を折るなど、自然を荒らさない

里山型の樹木葬の特徴は、自然が豊かな山林に遺骨を埋葬するという点です。美しい自然の中で眠りたいと選んだ樹木葬なのに、お墓参りに訪れた人がゴミを散らかして帰ったりしては、故人様もがっかりしてしまうのではないでしょうか?

ゴミを持ち帰る(そのままにしない)というのは、樹木葬に限らずお墓参りの基本的なマナーのひとつですが、里山型の樹木葬の場合は特に気を付けたいですね。

また、山火事の恐れがあるため、お線香やろうそくなど、お墓参りでの火の使用は禁止されているのが一般的です。「お参りは手を合わせるだけ」と考えておくと良いでしょう。

自分の身を守るために気を付けたいこと

● 動きやすく、汚れても良い服装と靴で行く
● なるべく午前中の明るい時間にお参りをする。夕方になる前にはお墓参りを終えるようにする
● 天候に注意する。天候が悪い日はお参りを避ける
● 水分補給できるよう水筒などを持参する
● お参りできる時期が決まっていることもあるため、事前に確認を取る

自然が豊かということは、それだけ人里から離れているということでもあります。「自分の身を守る」と言ってしまうと少し大げさに聞こえるかもしれませんが、慣れない山歩きで転んでけがをしては大変です。動きやすい服装、歩きやすい靴でお参りに行きましょう。季節によっては虫さされなどの対策も必要です。 また、夏の暑い時期には熱中症にならないよう、水分補給にも気を付けましょう。近くにコンビニも自動販売機もない場合に備えて、水筒やペットボトルなど、飲み物を持参することをおすすめします。 帰りが暗くなると山道を歩くのも危険ですので、明るい時間帯のうちにお参りはすませておくと良いでしょう。 さらに、急に天候が変わるなんてこともあります。もしもの時のために雨具の用意もあると良いですね。 あらかじめ天気予報を確認して、天候が悪くなる恐れがあるときにはお参りには行かないというのが鉄則です。 なお、お墓参り当日は晴れていても、その前に雨が降っていると地面が濡れて滑りやすくなっていることもありますので、注意しましょう。

そのほか、里山型樹木葬のお墓参りで気を付けたいこと

このほか、里山型樹木葬のお墓参りで気を付けなければならないのが、埋葬した場所がわからなくなることもあるという点です。 個々の埋葬場所にプレートを設置している場合もありますが、草木で隠れて見えにくくなってるなんてこともあるかもしれません。不安な場合は管理事務所に確認し、埋葬場所を把握しておくと良いでしょう。 なお、埋葬場所についてはそこまで厳密にせずに「だいたいこの辺」という場所でお参りするということもあります。 このように、里山型の樹木葬ではお墓参りの方法も一般のお墓とは大きく異なりますし、お参りする人の負担も少なくはありません。里山型樹木葬を検討するには、ご家族のためにも、お墓参りの注意点についてもあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

公園型・庭園型樹木葬のお墓参り Arboricultural Parks

公園型、または庭園型の樹木葬はいずれも都市に多いタイプの樹木葬です。 里山型の樹木葬と比べて交通のアクセスも良く、また 霊園によっては違いもありますが、 通常、お線香 などをお供えしても問題はありません。 服装についても山歩きに備えたりといった必要はありません。季節によっては暑さ寒さ などの対策は必要かもしれませんが、 基本的にはいつもと同じ服装でお参りできます。 お供え物は帰る時に持ち帰る、ゴミは決められた場所に捨てる もしくは持ち帰る というように ごく一般的なお墓参りのマナーはありますが、それ以外に特に注意することはないでしょう。 草木もきれいに手入れされているぶん、掃除も簡単にすみますし、樹木葬の場合には、お供えの花を用意する必要もありません。一般的な墓地と比べてもお参りしやすいのではないでしょうか?

まとめ summarize

樹木葬のお墓参りについてご説明しました。 公園型、庭園型の樹木葬に関しては 通常のお墓参りと同じで、 何か特別に注意しなければいけないということはありません。 ただし、霊園によってはお参りのルールなどが異なる場合がありますので 分からないことがあれば確認しておきましょう。 一方、里山型の樹木葬は、自然は豊かですが立地は都市部からは離れていることが多いです。必ずしもアクセスが良いとはいえないので、気軽にお墓参りがしたいという方にとっては不便かもしれません。 樹木葬を選ぶ際には、ご自分の希望はもちろんですが、ご家族の希望もきちんと確認しておくと、後々、気づかないところでご家族に負担をかけてしまうといったことも防げるのではないでしょうか?

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